【古都アユタヤ】600年前のタイの都!

古都アユタヤは、タイのバンコクの北約80kmに位置する遺跡群で、アユタヤ王朝の首都として417年間にわたって栄えた都市です。




この都市は、ウートン王によって1350年に建てられ、チャオプラヤー川とその支流に囲まれた中洲の町として、水運に恵まれていました。

古都アユタヤは、東南アジア最大の国際貿易港として栄え、日本や中国、ポルトガルなど多くの国と交流しました。




約10平方キロメートルの範囲に約400もの遺跡が点在しており、その多くは、細やかな装飾や芸術的な細工が施されていることで知られています。



遺跡の中には、崩れ落ちた石柱や仏塔が残されているものもありますが、それでも美しい遺跡がたくさんあります。




遺跡巡りをするには、古都アユタヤでバイクや自転車をレンタルすることができます。
また、船やトゥクトゥクなどの交通手段もあります。

古都アユタヤでは、様々な料理を味わうこともできます。
特に有名なのは、ロットチー(パイ生地に具材を包んだもの)やブートチャイ(魚肉団子入りスープ)です。

毎年4月13日から15日まで、ソンクラーン(水かけ祭り)が開催され、仏像を清める儀式や象乗りパレードなどが行われます。




1767年には、ビルマ軍の攻撃を受け、多くの寺院や仏像が焼失しました。





それでも、1991年に世界遺産に登録され、現在はアユタヤ歴史公園として整備されています。




アユタヤは、タイの歴史と文化を感じることができる場所です。
その遺跡は、タイの歴史を知る上で重要な存在であり、世界中から多くの観光客が訪れる場所の一つです。