【シドニー・オペラハウス】建設期間14年!オーストラリアの世界遺産

シドニー・オペラハウスは、オーストラリアのシドニーに位置する歌劇場、コンサートホール、劇場です。
20世紀を代表する建築物の一つとされ、世界中から注目を集めています。




この建物は、ベネロング・ポイントという岬に建てられており、白い帆状の屋根が特徴的です。
この屋根は、海や空と調和し、陶器製のタイルで覆われています。
約100万枚ものタイルが使用されており、その美しさは見る者を魅了します。




シドニー・オペラハウスは、オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団の本拠地であり、5つのパフォーマンス会場と6つのレストランやバーを備えています。

年間約850万人が訪れ、そのうち約150万人が公演を観覧しています。




この建物は、オーストラリア先住民族ガディガル族の伝統的な土地である「トゥボウグレ」に立っており、先住民文化への敬意を表しています。

また、毎年10月20日は「シドニーオペラハウスデー」として祝われ、1973年10月20日エリザベス女王が開館式典に出席したことを記念しています。




デンマーク人建築家ヨーン・ウツソンが設計したシドニー・オペラハウスは、1959年から1973年までかかりました。

しかし、当初の予算や期間を大幅に超えたことで知られています。
ウツソンは完成前にプロジェクトから離脱し、オペラハウスを見ることはありませんでした。




2007年には、シドニー・オペラハウスは世界遺産に登録されました。
その美しさと、建築史における重要性は、今もなお多くの人々を魅了しています。